2016年 11月 02日
さあ、世界史を語ろう。第156回 誤算。 |
貴族や僧侶にとっては、王権を支えてきたのは自分達であるという自負があったに違いない。ブルジョアジーが様々な改革をせまるのは、その役目を俺達に代われといっているかのようにもみえよう。だから、高等法院を利用して、王権を自分達の側に引きとめておこうとするのも当然のことであろう。
しかし、ブルジョアジーがそれなら王権などいらない、自分達だけの政府を作ると言い出すと、王権を自分達の側に引き止めていたことの意味がなくなってしまう。もちろん、貴族、僧侶も当初はそこまでのことは想定していなかったかもしれないが、歴史は彼らの想定以上の進展を見せることになる。
しかし、ブルジョアジーがそれなら王権などいらない、自分達だけの政府を作ると言い出すと、王権を自分達の側に引き止めていたことの意味がなくなってしまう。もちろん、貴族、僧侶も当初はそこまでのことは想定していなかったかもしれないが、歴史は彼らの想定以上の進展を見せることになる。
by milionpara39
| 2016-11-02 16:16
| 歴史分析
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