2026年 02月 15日
落合信彦さん死去。 |
国際ジャーナリスト落合信彦さんが亡くなられた。落合さんには多くの著作があるが、読んだ著作の中で忘れられない話がある。それはある航空ショーでのことである。ソ連が出品した航空機が墜落したのである。ソ連最新式の航空機であり、墜落は大いにソ連の威信を傷つけた。しかし、その墜落にはソ連自身が公にはできない重大な秘密があった。実にソ連はその航空機の設計においてイギリスから設計図を盗んでいたというのである。しかし、ソ連のスパイの行動に気づいていたイギリスはスパイが狙っていた航空機の設計図にわざと欠陥的な要素を紛らせておき、その不完全な設計図を盗ませたのである。そうと気づかぬソ連はその欠陥的な設計図に基づき、航空ショーに出品する航空機を製造し、墜落するという失態を犯してしまったのである。まさに冷戦時代のスパイ戦の実態を示しているというべきであるが、今日、新冷戦と言われる現在の世界において、そのようなスパイ戦が全くなくなったと言い切れるであろうか。特に、AIや半導体の製造においては、世界的競争が熾烈になっている現状においてはむしろより一層激しくなっていると推測するほうが自然ではないか。
by milionpara39
| 2026-02-15 14:13
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