2026年 03月 08日
イランの王政復古を考える。 |
今回の戦争により、イランの政権が崩壊するとすると、その後どのような政権が誕生するか。選択肢の一つとして王政復古もその中に入るであろう。改めていうまでもないが、王政は国家の資産である。資産とする理由は国家に安定をもたらすことにある。国家が古いとその価値はさらに上がる。歴史は重い。国民の間に常に一定の変わらぬ支持があると見るべきであろう。革命によりイランはその資産を放棄してしまったのであるが、国家再建に際して、その利用価値を改めて見直す必要がある。そこで誰が王位に就く資格があるかという事になるが、資格として求められるのはもちろん正当な血筋の持ち主であることはいうまでもなく、問題は果たしてそのような正当な血筋を持つ人物が現存するか否かということになろう。幸いにも現在、革命で失脚したパーレビ国王の皇太子がアメリカで亡命中であるというから、表面上人材には困らないということになるが、しかし、ことが血筋にかかわると、簡単には収まらないことが予想される。なぜなら、自称、他称めて王位を狙う人物が皇太子だけとは限らないと思われるからである。改めていうまでもなく王位を巡る争いについては、世界史上民族、地域に関係なく繰り返されてきている。イラン政権崩壊後、王政復古を選択するとすれば、そうした争いも想定しておかなければならないとすれば、王政復古も安易に選択することはできない。
by milionpara39
| 2026-03-08 14:05
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