2016年 05月 17日
舛添要一氏はなぜ、あれほど追及されるのか。 |
舛添要一氏への追及が止まない。次から次へ疑惑が出てくる。もちろん、舛添要一氏の責に帰すべきものであるが、それにしても異常である。では、なぜ、あれほど追及されるのか。その点に関し、以下のように解釈してみた。
舛添要一氏はかって、厚生労働大臣の地位に就いていた。その大臣当時、舛添氏が行ったことで以下のようなことがある。
従業員が育児休業をとると、育児休業給付金が支給された。そして、育児休業を終え、同じ職場に復帰すると、6か月後に育児休業者職場復帰給付金というものが支給された。大臣当時、舛添氏はこの給付金を廃止した。その分を、育児休業中に支給するよう指示したのである。育児休業者職場復帰給付金は女性のM字カーブの解消を目的として厚労省の官僚が制度化したものであるが、舛添氏は、それを自らの指示で廃止してしまったのである。M字カーブが解消したのであれば、よかったが、M字カーブは今も残ったままである。厚労省官僚の思いや如何許りかであろう。
次に、年金相談の際に用いるWM(ウィンドウマシーン)の使用に関する問題である。時期は年金記録問題で相談員が不足していたころである。舛添氏は社会保険労務士連合会に協力を依頼したが、連合会はそれに対し、WMの使用を社労士にも認めてくれるよう要請した。それまでWMの使用は社会保険庁の職員しか認められておらず、社会保険庁は反対したが、舛添氏の鶴の一声で使えるようにした。社会保険庁の官僚の反対を押し切ったのである。官僚に複雑な思いが残ったことは想像に難くない。もっとも、舛添氏は同時に無料で協力してくれるよう要請したのであるが、そのため、相談員は別個に傷害保険に加入しなければならないことになった。相談者が回答に不服で、相談員に暴力を振るうことがあるためである。
かくなる如く、舛添氏は官僚に逆らるがごときふるまいを行ってきたという過去がある。ふるまい自体、舛添氏はかっこいいものとして意識してきたかもしれないが、官僚層においては忸怩たる思いが残ったことは否定できまい。そこに今回の、疑惑問題の発生である。疑惑はもちろん文春の取材力によるものであるものではあろうが、舛添氏の過去を振り返ってみると、裏には、それ以上の力が働いていると考えれなくもない、というのが私の想像である。
舛添要一氏はかって、厚生労働大臣の地位に就いていた。その大臣当時、舛添氏が行ったことで以下のようなことがある。
従業員が育児休業をとると、育児休業給付金が支給された。そして、育児休業を終え、同じ職場に復帰すると、6か月後に育児休業者職場復帰給付金というものが支給された。大臣当時、舛添氏はこの給付金を廃止した。その分を、育児休業中に支給するよう指示したのである。育児休業者職場復帰給付金は女性のM字カーブの解消を目的として厚労省の官僚が制度化したものであるが、舛添氏は、それを自らの指示で廃止してしまったのである。M字カーブが解消したのであれば、よかったが、M字カーブは今も残ったままである。厚労省官僚の思いや如何許りかであろう。
次に、年金相談の際に用いるWM(ウィンドウマシーン)の使用に関する問題である。時期は年金記録問題で相談員が不足していたころである。舛添氏は社会保険労務士連合会に協力を依頼したが、連合会はそれに対し、WMの使用を社労士にも認めてくれるよう要請した。それまでWMの使用は社会保険庁の職員しか認められておらず、社会保険庁は反対したが、舛添氏の鶴の一声で使えるようにした。社会保険庁の官僚の反対を押し切ったのである。官僚に複雑な思いが残ったことは想像に難くない。もっとも、舛添氏は同時に無料で協力してくれるよう要請したのであるが、そのため、相談員は別個に傷害保険に加入しなければならないことになった。相談者が回答に不服で、相談員に暴力を振るうことがあるためである。
かくなる如く、舛添氏は官僚に逆らるがごときふるまいを行ってきたという過去がある。ふるまい自体、舛添氏はかっこいいものとして意識してきたかもしれないが、官僚層においては忸怩たる思いが残ったことは否定できまい。そこに今回の、疑惑問題の発生である。疑惑はもちろん文春の取材力によるものであるものではあろうが、舛添氏の過去を振り返ってみると、裏には、それ以上の力が働いていると考えれなくもない、というのが私の想像である。
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by milionpara39
| 2016-05-17 15:27
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